なぜ不整合な状況・状態を作成不可能にするのか
答え
| idx | 理由 |
|---|---|
| 1 | 不整合な状況・状態への考慮不足が起きうる状況が減ると考えているから |
| 2 | 不整合な状況・状態は作成不可能なので、その状態・状況のテストはできないから(「記述できるが、記述しない」という場合が多い) |
ありがちだけど避けたい流れ
伝えたいこと
ありがちだけど避けたいこと
- 修正されるのは考慮漏れの部分
のみ - 修正によって、不整合な状況・状態を
作らないようにしている- 確認するのは
人間の目や自動テスト
- 確認するのは
目指したいこと
- 不整合な状況・状態(データ)が
考慮不足が起きうる状況を減らそう - 不整合な状況・状態(データ)を
作れないようにしよう- そもそも確認を不要にしよう
こういうことではない
全ての組み合わせテストを書こうではない考慮不足を減らそうではない
蛇足
- 目指したいことを実現するには、どういうパターンがあって、どういうパターンは
ないのか、しっかりとした分析をする必要がある - 不整合な状況・状態を
作れない→ アプリのバグを 0 にできるというわけではない- 不整合な状況・状態同士の組み合わせで不整合はありえたりする
- これをまた1つのデータ構造でラップしてありえないようにすることは可能かもしれないが、 0 にするレベルまでだと多分辛い
- 不整合な状況・状態同士の組み合わせで不整合はありえたりする
- 人間が考慮しなくても、コンパイラが考慮してくれる世界でプログラミングしたい
- レビューでもレビュアーが考慮することも減らせる
- OKのコードでも、まだ不整合なデータは作ることができる
- 空のListを持つバリデーションエラー
NotEmptyList<String>的なデータ構造が標準で欲しくなる
- 空のListを持つバリデーションエラー